【コミュニティバス】モックルコミュニティバス(河内長野市)

モックルコミュニティバス

南河内の各自治体が運行するコミュニティバスの調査も4回目ということで、今回は南河内の最南端かつ広大な市域を持つ河内長野市のコミュニティバス「モックルコミュニティバス」について(軽く)調べてみました。

なお、以前に調べた南河内のコミュニティバスとしては、富田林市の「レインボーバス」、河南町の「カナちゃんバス」と「やまなみタクシー」、大阪狭山市の「大阪狭山市循環バス(さやりんバス)」があります。

モックルコミュニティバス(河内長野市)
モックルコミュニティバス(河内長野市)

河内長野市の運行する「モックルコミュニティバス」は、その名の通り河内長野市シンボルキャラクター(ご当地キャラ)として大人気?のモックルをフィーチャーした赤いバスです。なお、河内長野市には「日野・滝畑コミュニティバス」という別のコミュニティバスも走っています。



“モックルバス”の歴史

モックルコミュニティバスは2002年(平成14年)7月6日、河内長野市の旧市民会館跡にKICCS(キックス)と呼ばれる市民交流センターと図書館の複合施設が開館されたのと同時に運行が始まりました。

モックルコミュニティバス(河内長野市)
旧デザインのバス

当初はクリーム色の車体にモックルや山が描かれたデザインの車両でしたが、車体の老朽化などから2018年(平成30年)6月14日に、赤をベースに草原と木々、虹、そしてたくさんのモックルが描かれた新しいバスに変更されました。また、この車両更新と同時に重複区間の廃止、及びダイヤ改正も行われました。

運行について

モックルコミュニティバスの運行は南海バスに委託されており、年末年始(12月29日~1月3日)を除き毎日運行されています。運行系統は「北行き(大阪南医療センター玄関口行き)」と「南行き(美加の台駅前行き)」の2系統で、河内長野市内でも人口が多く公共施設が集まる北部エリアを走っています。南海高野線の千代田駅、三日市駅、南花台駅では駅前にバス停があり(河内長野駅に最も近いのは「七ツ辻」バス停)、ほぼ1時間に1本の割合で運行されています。

モックルコミュニティバス(河内長野市)
「七ツ辻」バス停

時刻表は時刻表サイト「ジョルダン」でも検索できます(ジョルダンHP)。また、スマートフォン専用アプリ「Bus-Vision for 南海バス」ならバスの時刻や位置情報がわかります(Google PlayもしくはApp Storeで検索してください)。

詳しくは市ホームページの「バスの現在位置が簡単にわかるバスロケーションシステムを利用しよう!」をご覧ください。 →https://www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/20/4143.html

モックルコミュニティバス(河内長野市)
新デザインのバス

運賃について

運賃は170円から200円で、小学生は大人運賃の半額(10円単位に切り上げ)、幼児(1歳以上~小学校入学)は1人目無料、2人目からは小児運賃(小学生以上の同伴者がいない場合は1人目も小児運賃)、0歳児は無料となっています。また、障がい者割引もあり、日曜日限定同伴者割引は引き続き実施中とのこと(詳しくは下記の市公式ページ参照)。

モックルコミュニティバスは、バスカード・ICカードに対応しており、河内長野市内限定バス1日フリー乗車券(モックルカード)、河内長野・千早赤阪1日フリーカード(ワイドモックルカード)、なんかいバスカード、また交通系ICカード(PiTaPa、ICOCAなど)が利用できます。

●河内長野市 モックルコミュニティバス →https://www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/20/4183.html

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