ぐるりん号
南河内の各自治体が運行するコミュニティバスの調査第5弾は、現在の南河内エリアの最北端に位置し、“大都会”大阪市や堺市に隣接する松原市のコミュニティバス「市内公共施設循環バス ぐるりん号」について調べてみました。
なお、以前に調べた南河内のコミュニティバスとしては、富田林市の「レインボーバス」、河南町の「カナちゃんバス&やまなみタクシー」、大阪狭山市の「大阪狭山市循環バス(さやりんバス)」、河内長野市の「モックルコミュニティバス」があります。
市内公共施設循環バスぐるりん号(松原市) |
松原市の運行する「市内公共施設循環バス ぐるりん号」は、名前からもわかる通り主に松原市内に点在する公共施設を巡るコミュニティバスです。
ぐるりん号の車体などには、松原市のご当地キャラクター(ゆるキャラ)としてイベントなどでも人気の「マッキー」が描かれています。なお、「まつばらくん」については未確認です(笑)。
ぐるりん号の歴史
ぐるりん号は、「交通手段がないために外出をためらわれている人にも、容易に公共施設を利用していただく」ことを目的に1999年(平成11年)10月に運行が始まりました。当初は車両2台体制で運行していましたが、2006年(平成18年)に3台体制、2017年(平成29年)に4台体制と漸次運行体制が強化されています。
松原市役所のバスターミナル |
代々マイクロバスだったようで、2020年(令和2年)10月現在はトヨタ・コースターが運用されています。デザインは白を基調としており、車体下部のみが青。所々にご当地キャラのマッキーなどが描かれています。また、バリアフリー対策として全ての車両に車いす席が2人分あります。
運行について
当初は近鉄バス松原営業所が委託され運行していましたが、2017年(平成29年)に委託先がエムケイ観光バス株式会社大阪営業所に変更となったようです。基本的に年末年始を除く平日のみ運行されています(例外あり)。
旧タイプ?(2018年8月) |
2020年11月時点の運行系統は、東ルート、西ルート、南北ルートの丹南・西大塚方面、天美・布忍方面、恵我・三宅方面、北ルート、中央ルートがあり、いずれも松原市阿保1丁目にある松原市役所停留所を終起点とする循環系統となっています。
バス停は公共施設の他、松原市内にある近鉄南大阪線の河内天美駅、布忍駅、高見ノ里駅、河内松原駅の近くにも設置されているので便利です。また、近鉄バス、南海バス、北港観光バス、大阪シティバス(旧・大阪市営バス)とも複数のバス停で連絡しています。
「深居神社前」バス停にて |
運賃について
ぐるりん号の運賃は無料です。
路線図は時刻表は以下を参照してください。
●松原市ホームページ 市内公共施設循環バスぐるりん号 →https://www.city.matsubara.lg.jp/soshiki/machidukuri/1_2/4021.html
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