南河内で顔ハメ
全国各地の観光地で必ずと言っていいほど見かけるのが記念撮影には欠かせない?顔出しパネルです。顔出しパネルとは、顔ハメ看板とも呼ばれ、観光地をはじめお店などで見られる記念写真撮影用の看板みたいなものです。よくあるのが有名人、あるいは映画やアニメの人気キャラクターなどを題材にしたものではないでしょうか。
当然のように南河内エリアにもそれなりの数の顔出しパネルがあるので、見かける度に撮影していましたが、何となく題材のチョイスが歴史上の人物に集中しているような気がしていました。そこで、今回は南河内のちょっと“渋い”顔出しパネルを特集してみました。
道の駅の聖徳太子パネル |
まず最初は、南河内郡太子町の町名の由来にもなっている聖徳太子の顔出しパネルです。こちらは同町内にある道の駅近つ飛鳥の里・太子に設置されています。これは「唐本御影(とうほんみえい)」、または「聖徳太子及び二王子像」と呼ばれ、昔のお札の肖像画の元にもなった有名な絵をモチーフにしていると思われるパネルで、中央の聖徳太子はもちろん、両脇の二王子の顔出しも出来るというゴージャス仕様となっています。
太子町にはもう一つパネルがありました。
観光交流センターのパネル(ブレ過ぎ) |
それが太子町まちづくり観光交流センターにあるパネルです。こちらは太子町の公式マスコットキャラクターであるたいしくんが描かれていますが、聖徳太子をモチーフにしたキャラということもあって絵の構図はやはり唐本御影っぽいです。なお、こちらで顔出しできるのは二王子のみで、たいしくんはたいしくんのままです。
まなりくんレッド |
次に、近頃話題の古市古墳群がある藤井寺市で見かけた顔出しパネルです。藤井寺市でも市の公式キャラクター「まなりくん」を用いた顔出しパネルが数か所にあります
まず、交通量も多い府道12号堺大和高田線(ヤマタカ線)沿いにある和菓子店「御菓子司吉乃屋 藤井寺店」さんの入口には赤い衣のまなりくんパネルがありました。
まなりくんパープル |
藤井寺駅前北商店街にある布団・寝具店の増田屋さんの店頭にもまなりくんパネルがあり、こちらは紫の衣装で足元に柄のあるタイプです。
まなりくんグリーン |
さらに、増田屋さんからすぐの岡田園茶舗さんには、お茶屋さんだけあってグリーンティーカラーのまなりくんがお出迎えしていくれています。
このように、まなりくんのパネルは特に藤井寺駅周辺の商店街などでよく見かける気がします。
家持 |
藤井寺市のシブすぎ顔出しパネルはまなりくん以外にもあります。それが、伴林氏神社にある大伴家持のパネルです。伴林氏神社の大伴家持パネルは豪華にも2種類あり、1つは鎧を着て剣を帯び、矢も携えている武人タイプ?です。
家持 |
もう一方の家持パネルはお馴染みの「百人一首スタイル」で雅な雰囲気となっています。こちらも元になった絵があるようです。
Vサインのまさしげくん |
また、「大阪府唯一の村」として有名な南河内郡千早赤阪村には大楠公こと楠木正成をモチーフにしたご当地キャラ「まさしげくん」の顔出しパネルがあります。こちらは道の駅ちはやあかさかの隣にある楠公誕生地・郷土資料館の前付近にありました。
「令和おじさん」的パネル |
ラストは番外編...というか、これもある意味“歴史的キャラ”である「令和おじさん」の顔出しパネルです(笑)。これは富田林市内の某家電量販店に期間限定であったもので現在は見かけません。
とりあえず、今回は南河内エリアにある歴史上の人物、あるいは歴史上の人物を元にしたキャラクターの顔出しパネル画像を集めてみました。画像フォルダにはもう少し写真があったような気もしますが...また発見されれば追加します(笑)。
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