まさしげくん
南河内の各自治体公認のご当地キャラクター調査の第8弾は、大阪府下で唯一の村として知られる千早赤阪村のキャラクターです。それが、大阪唯一の村である千早赤阪村出身でありながら南河内で最も知名度の高い歴史上の人物と思われる、大楠公こと楠木正成(くすのきまさしげ)をモチーフにした村の公式イメージキャラクター「まさしげくん」です。※これで、南河内全市町村のイメージキャラクター・マスコットキャラクターを調査しましたが、自治体によっては複数のキャラがいるところもありますので、機会があれば...
まさしげくん(千早赤阪村) |
千早赤阪村といえば、金剛山や椎茸が(個人的に)思い浮かびますが、やはりご当地のイメージキャラクターとするなら有名な歴史上の人物の方がアピールしやすいのでモチーフとするのはやはり大楠公が妥当かと思われます。ちなみに、大阪府の最高地点(1053m)は金剛山の頂上“付近”にありますが、頂上は府県境ではなく奈良県御所市にあります。
「まさしげくん」について少し調べてみると...村内の要所要所で見かける「まさしげくん」ですが、村のホームページではなかなか見つからず、さらに調べて見ると千早赤阪楠公史跡保存会が楠木正成のイメージキャラクターとして公募し、2010年(平成22年)に採用されたキャラクターのようです。
保存会ホームページや朝日新聞、産経新聞の記事によると、「まさしげくん」は大阪芸術大学短期大学部デザイン美術学科の学生さんがデザインしたもので、村内外から寄せられた302件の中から選ばれたそうです。
少年時代の容姿をイメージしたキャラクターの頭部には楠木正成の家紋とされる菊水を現した髪飾りをつけ、智将らしさを表現したデザインとなっていて、一般的にイメージされるひげのある武将スタイルではなく「明るく親しみやすく、かわいいイメージ」のイケメンキャラとして、印刷物や史跡案内看板などにも使用されています。
まさしげくんのプロフィールの詳細は不明ですが、とりあえずまとめてみると以下の様になります。
名前:まさしげくん
生年月:2010年3月
武将タイプ:智将
ホームページ:なし
SNS:なし
実体化:×
スイセンの丘付近の案内板 |
なお、キャラクターの使用ご希望の方は、千早赤阪楠公史跡保存会のホームページを参照してください。
●千早赤阪楠公史跡保存会ホームページ →https://nanko-hsps.jimdofree.com/
主な遭遇場所
まさしげくんは、「千早赤坂の文化遺産」(500円)など村立郷土資料館の印刷物などに使用されていますが、よく見かけるのは村内各所にある史跡案内板と、いわゆる「飛び出し坊や」です。現時点で「まさしげくんせんべい」などのキャラクターグッズの展開はないようです。村内各所にある飛び出し坊や |
下赤坂城跡看板 |
「楠木正成の生誕地」看板 |
顔出しパネル(顔ハメ看板) |
具体的な遭遇場所としては、郷土資料館、楠公誕生地、下赤坂城跡、千早城跡、寄手塚・身方塚、そして村内の交差点や横断歩道付近となっています。
リアル系?
下赤阪の棚田の肖像画風看板 |
また、まさしげくん看板以外にも、下赤阪の棚田など一部村内の観光地などではリアル肖像画風な楠木正成看板もあります。
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