【道の駅探訪】道の駅 近つ飛鳥の里・太子(南河内郡太子町) ・竹内街道歴史資料館にも近い

道の駅 近つ飛鳥の里・太子

2017年7月訪問(2018年4月追記)
道の駅 近つ飛鳥の里・太子(ちかつあすかのさと・たいし)は大阪府南河内郡太子町にあります。具体的には国道166号線を大阪から奈良県葛城市に向けて走ると府県境の竹内峠がありますが、その2kmほど手前でちょうど集落エリアから山エリアに入る辺りです。
1996年(平成8年)に登録された大阪府で2番目に古い道の駅ということで、駐車場や施設も最近の道の駅に比べれば小規模ですが南河内観光の拠点のひとつです。

道の駅 近つ飛鳥の里・太子(南河内郡太子町)
国道166号線大阪方面より

ここは万葉集にも詠まれた二上山(にじょうざん・ふたかみやま)の麓で、この辺りでは日本最古の官道である竹内街道(たけのうちかいどう)が国道166号線とほぼ併走しています。
竹内街道は613年(推古天皇21年)に整備された道で、2017年4月28日に大阪府内で初の日本遺産に認定されました。

道の駅 近つ飛鳥の里・太子(南河内郡太子町)
駐車場(奥は二上山、そして奈良県)

ちなみに、「近つ飛鳥」とは大阪に都があった頃、地名をつける際に都に近い方を「近つ飛鳥」(今の大阪府羽曳野市飛鳥周辺)、遠い方を「遠つ飛鳥」(奈良県高市郡明日香村飛鳥周辺)と名づけたことによるそうです。


※2018年3月16日までの予定で、屋外日除け屋根の新設工事などを行っているようですが、通常通り営業しています。(2018年3月7日追記)

道の駅 近つ飛鳥の里・太子(南河内郡太子町)
工事中ですが通常通り営業中(2018年3月撮影)

2018年3月中旬、屋外(朝市?)で特産品販売などを行う場所の日除け屋根の新設工事などが完了し、通常通り営業しています。(2018年4月9日追記)

道の駅 近つ飛鳥の里・太子(南河内郡太子町)
改装後の施設正面

道の駅 近つ飛鳥の里・太子(南河内郡太子町)
大きくなった正面入口の日除け屋根


施設概要

道の駅 近つ飛鳥の里・太子(南河内郡太子町)
道の駅の主要施設(改装前)
●24時間利用可能施設
  • 駐車場 29台(大型車 2台、普通車27台)
  • 公衆電話
  • トイレ、身障者用トイレ、ベビーベッド
  • 自動販売機
  • 顔出しパネル
  • 郵便ポスト
●営業時間9:00~17:00施設(定休日:年末年始)
  • 売店
  • 喫茶コーナー
  • 観光案内
道の駅 近つ飛鳥の里・太子(南河内郡太子町)
左が売店(喫茶、観光案内も)、右がトイレ

●特産品 野菜、果物(ぶどう、みかん等)、河内ワイン、軍手など。地元の食材を使ったお弁当等、さらに町内の和菓子店「御菓子司 好月堂」さんの太子最中なども販売中。

●その他 毎週土日には新鮮な野菜や果物がたくさん並ぶ朝市を開催。

道の駅 近つ飛鳥の里・太子(南河内郡太子町)
太子町名産の葡萄(デラウエア、巨峰、その他)

道の駅 近つ飛鳥の里・太子(南河内郡太子町)
人気の河内ワイン

道の駅周辺

道の駅から東(奈良方面)に上ると二上山をはじめとした登山やハイキングコース、釣堀などがあり、西(大阪方面)に下ると太子町を中心に多くの用明天皇陵や推古天皇陵など天皇陵や古墳のあるエリア(王陵の谷)、更には聖徳太子の墓所のある叡福寺西方院科長神社などの歴史スポットがあります。

道の駅 近つ飛鳥の里・太子(南河内郡太子町)
左が太子町のゆるキャラたいしくん。奥の橋を渡ると資料館に。

また、道の駅の奥にある小さな橋を渡り左に行くと徒歩5分弱で太子町立竹内街道歴史資料館に行けます。

道の駅 近つ飛鳥の里・太子(南河内郡太子町)
太子町立竹内街道歴史資料館

アクセス

大阪方面からは太子交番前交差点を目指し、国道166号線からは左折、府道32号線からは直進し東へ約1kmで左側に。

道の駅 近つ飛鳥の里・太子(南河内郡太子町)
記念撮影はこちらで!
奈良方面からは国道166号線で竹内峠を越え約2km下った右側にあります。南阪奈道路の太子ICで降りた場合は太子I.C前交差点を右折して道なりに走り、風鼻橋東詰交差点を右折してすぐ右に入口があります。


●道の駅 近つ飛鳥の里・太子→http://www.kkr.mlit.go.jp/road/michi_no_eki/contents/osaka/chikatuasukanosatotaishi.html

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