道の駅 かなん
2017年8月訪問(2019年4月追記)
道の駅かなんは大阪府南河内郡河南町にある道の駅です。大阪中心部から南大阪地域を通過し奈良と直結する広域幹線道路の国道309号沿いにあります。河南町は大阪府の南東部、金剛山や大和葛城山の麓に位置し、金剛生駒紀泉国定公園をはじめとする豊かな自然と「
近つ飛鳥風土記の丘」など古来からの人々によって培われた歴史的風土の豊かな町です。
道の駅としてはそれほど大きくありませんが、特に地元で採れた農産物の直売が人気で休日は朝から大変賑わっています。
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道の駅 かなん(南河内郡河南町) |
道の駅としては2003年(平成15年)8月8日に第19回登録で認定され、2016年(平成28年)1月27日には国土交通省により平成27年度重点「道の駅」に選定されました。これは河南町周辺で栽培が盛んな「なにわの伝統野菜」をはじめとした地場産野菜を商品開発して提供する施設の整備や、防災倉庫や災害時に一時避難可能な広場の整備が評価されてのことでした。
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農産物直売所等の建て替え工事(2018年3月撮影) |
※2018年3月末頃までの予定で、農産物直売所棟の増築工事(建て替え)を行っていますが、農産物は奥の駐車場の仮設店舗で販売しています。(2018年3月7日追記)
2018年のリニューアル
2018年(平成30年)4月13日(金)、道の駅かなんはリニューアルオープンしました。もっとも大きな変化は、農産物直売所棟の建て替えで、従来の簡素な平屋から二階建ての建物に生まれ変わりました。
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リニューアルオープンの式典 |
4月13日(金)9:00のリニューアルオープン前には新築の農産物直売所棟前でセレモニーが行われていました。
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新装開店を待つ人々 |
農産物直売所は綺麗でおしゃれになり、メインの建物との内部での一体感が増しました。常設レジもスーパーの様になり増設されたようです。この新しい建物の2階は飲食コーナーが新設されることを期待していましたが、会議室兼調理室ということで、一般には開放されていませんでした。
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新築の農産物直売所(工事中の写真) |
西側の最も奥にある舗装された駐車場には、縮小されたものの仮設のテントを残して草花や苗、パンなどを販売していました(庭木など大きめのものは今までどおりトイレ近くの屋外に)。
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奥の駐車場にある仮設販売所 |
信号から入ってすぐ左(東側)にある未舗装の臨時駐車場は少し拡張されていたようです。
施設概要
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メインの施設棟(リニューアル前) |
●24時間利用可能施設
- 駐車場 52台(大型車3台、普通車40台、身障者用1台)
- 公衆電話
- トイレ、身障者用トイレ、ベビーベッド
- 自動販売機
- 郵便ポスト
●施設営業時間(定休日:年末年始)
平日9:00~17:00
土日祝8:30~17:00
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新しい直売所 |
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地元のお菓子も豊富 |
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喫茶コーナー |
●特産品 野菜、果物、生花の他、パン、菓子、地元の食材を使ったお弁当や加工食品等も。また、近隣エリアの物産や各種雑貨などもあり。特に野菜や果物は地元産で、「大阪もん」ブランドのなにわ(大阪)の伝統野菜も売られてます。
●その他 土日祝日は8:30分オープンで信号から入って左手の臨時駐車場も開放。
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リニューアルされたトイレ棟 |
道の駅周辺
道の駅から309号線を挟んで北東の小高い山に
鴨習太神社が、1kmほど北には
寛弘寺古墳公園があります。また、山よりには
金山古墳、
建水分神社、
弘川寺などの史跡・神社仏閣の他、ワールド牧場や各ゴルフ場などがあり、それぞれ車で10から15分で行ける距離にあります。
アクセス
大阪市内からは国道309号線を南下し約25km。大阪府東部、南部等からは国道170号線(外環状線)を使い富田林を目指し、「新家」交差点の側道から国道309号線奈良県(御所市)方面へ入ります。いずれの場合も板持トンネルを抜けしばらく進み、富田林市から河南町に入ってすぐ右側に見えます。
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メインの駐車場(リニューアル前) |
奈良県側からは国道309号線で
水越峠を越え、「神山南」交差点を左折し少し進むと左手に見えます。府道27号線に入った場合はスーパーセンターオークワ河南店前を通り、「石塚」交差点から約1.1km先の左側です。
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臨時駐車場(リニューアル前) |
●道の駅かなん 公式ホームページ →
http://www.kkr.mlit.go.jp/road/michi_no_eki/contents/osaka/kanan.html
●道の駅かなん 公式フェイスブック →
https://ja-jp.facebook.com/kananeki/
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