ららぽーと堺
大阪府堺市美原区黒山の国道309号沿いでは三井不動産株式会社が大型ショッピングモールを建設中ですが、2022年(令和4年)6月、施設名称が「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」に決定し、出店予定のテナントの発表も行なわれました。現時点での開業予定時期は2022年11月となっています。
というわけで、2022年5月下旬に撮影していた現地の様子をどうぞ。
※追記:グランドオープンは2022年11月8日(火)と発表されました。
ららぽーと堺(堺市美原区) |
●2022年10月の記事はこちら →【開店情報】三井ショッピングパーク ららぽーと堺(堺市美原区) 第9弾 ・全212店舗が出店し2022年11月8日オープン
●ブログ内まとめ →【ブログ内まとめ】(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと堺(堺市美原区)
三井不動産の2022年6月1日付けニュースリリースによると、大阪府堺市美原区にて開発を推進中のリージョナル型ショッピングセンターの施設名称を「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」に決定し、2022年11月開業予定であることを発表しました。
施設概要やコンセプトは以下の通り。
関西エリア4施設目のららぽーととなる本施設は、SDGsやESG投資などへの注目が高まる中、年間消費エネルギー量が大幅に削減された建築物に与えられる「ZEB Oriented(物販等)」認証を大規模商業施設として国内で初めて取得した、環境に配慮した商業施設となります。堺市および美原区における都市拠点と南河内地域および奈良県中部の交流結節拠点としての役割を担い、建物内には地域連携を図ったイベントを実施できるスペースを設けます。ファミリー層をメインに、シニア・ヤング層まで幅広い世代のお客さまにお楽しみいただける多彩な店舗・サービスを提供すべく、さまざまなファッション、雑貨、飲食、エンターテインメント、サービスなど話題性の高い約210店舗をバラエティ豊かに取りそろえます。今般、その中から186店舗を先行して発表いたします。
また、ららぽーと堺では、従業員向けの各種施策にも積極的に取り組み、デザインと利便性にこだわった従業員休憩室や従業員専用コンビニエンスストアなど、より働きやすい環境が整えられる予定で、6月22日から各店舗の求人募集が合同求人説明会の形式で順次実施されるそうです。
施設の概要としては、敷地面積約74300㎡(約22400坪)、延床面積約143600㎡(約43400坪)、店舗面積約56200㎡(約17000坪)で、建物は地上3階建の店舗棟(店舗:1~3階、駐車場:屋上)と立体駐車場棟(地上3階建1棟、地上6階建1棟)、店舗数約210店舗、駐車台数約3050台となっています。これは1年ほど前の計画よりほんの少し縮小されているようですが、昨年12月の説明会案内の数字よりは大きいようです。
テナント
気になるテナントについては、バラエティ豊かな約210店舗の内ほぼ9割に当たる186店舗が先行発表されました。その内訳は...
スーパー・食物販:10店舗、レストラン・カフェ:22店舗、フードコート20店舗、エンターテインメント・サービス:30店舗、ファッション:43店舗、雑貨・その他:61店舗、などとなっています。
スーパーマーケットは、「圧倒的な品質感と 豊富な品揃え、良心的な価格で人気」と噂の「ロピア」が南河内エリア初出店。食品ではベーカリー「ドンク/ミニワン」、スイーツ「シャノワール」、「ゴディバ」、さらに「カルディコ-ヒ-ファ-ム」もこの地域には無いお店です。飲食関係ではSC初出店となる大阪の名店「麺や 福はら」や「讃岐うどん 白庵」、南大阪初出店の「エッグスンシングス」、「日本橋 天丼 金子半之助」、関西最大級の規模を誇る「くら寿司」など。
書籍やインテリア雑貨では「TSUTAYA BOOKSTORE」や、「a.depeche」「CRASH GATE」「Standard Products」「Francfranc」「リビングハウス」などが入る他、体験型エンターテインメント空間としては、絵本の世界を楽しめる「しまぐるランド」、親子で楽しめるアミューズメントパークの「namco」、動物と触れ合える「Moff animal cafe」などが出店予定です。なお、映画館は無いようです。
先行発表以外の店舗および各店舗の詳細については、2022年8月頃に発表される予定とのこと。
6月1日、上記のプレスリリースと共にららぽーと堺のティザーサイトがオープンしました。このサイトに現在発表されている店舗一覧のリンクもあります。
●三井ショッピングパーク ららぽーと堺 ティザーサイト →https://mitsui-shopping-park.com/lalaport/special/sakai/
●2022年6月1日時点のショップ一覧 (PDF) →https://mitsui-shopping-park.com/lalaport/special/sakai/common/pdf/20220601-02.pdf
現地の様子
前回記事の写真、つまり2022年3月下旬の段階では「施設の大きさが実感できる」といった段階でしたが、5月下旬には外壁や「LaLaport」のロゴも確認できるようになっていました。
立体駐車場棟B |
前回同様に北側から進むと、最初に立体駐車場棟Bが見えてきます、最も北側にあるこの立体駐車場棟Bは店舗棟から離れて建てられています。
下黒山交差点近くから |
国道309号からは、店舗棟の北寄りにららぽーとの大きなロゴが確認できます。
国道側を北から |
現状、「国道黒山」バス停は残されていました。
国道側から見た店舗棟 |
国道側から見て、既にららぽーと堺の店舗棟外観はほぼ完成しているようにも見えます。
国道側から見た店舗棟 |
南側の道路を東から |
南側の道路も整備されています。
美原郵便局付近より |
北東側から見た立体駐車場 |
立体駐車場Aはなかなかの迫力。
拡張中の西松屋南側の交差点 |
ららぽーとへのアクセスは西側の国道309号がメインとなるようですが、東側の郵便局や警察署前の道路(中高野街道)も整備されつつあります。
北東から(西松屋付近) |
北側の道路を東から(奥にビバモール) |
溜池 |
ららぽーと予定地にあった溜池は道路の北側に移設されたようです。
国道309号に出る道 |
店舗棟と立体駐車場棟Bの間には、ビバモール美原南インター前の国道309号「下黒山」交差点から出入りする4車線ほどの道路(3車線が出場用)が出来るようです。
北側より |
北側から立体駐車場棟Aと店舗棟の間を見ると「南河内」とは思えない巨大ショッピングモール感を味わえます(個人的感想)。
北側の道路を西から |
ビバモール美原南インター2階から |
現時点でららぽーとの全体像がよくわかるのは、国道309号を挟んで西側にあるビバモールから...でしょうか。
アクセス
阪和自動車道の下を国道309号がくぐる「下黒山」交差点の南東側のイメージですが、厳密には国道309号「下黒山南」交差点付近にメインとなる出入口が設置されるようです。公式サイトでは阪和自動車道「美原南」ICからは約1km、「美原北」ICから約1.5kmとなっています。駐⾞場は約3050台を予定。
公共交通機関では南海高野線「萩原天神」駅から直線距離で約2.4km東、「北野田」駅から約2.5km北東にあります。また、近鉄南大阪線「河内松原」駅、南海高野線「初芝」駅、大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)御堂筋線「新金岡」駅の各駅から、ららぽーと堺に近接するバスロータリー(美原区役所前)への路線バスの運行があります。
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