【リニューアル】大阪府済生会 富田林病院(富田林市) ・１１月４日から新病院での診療開始

済生会富田林病院

大阪府富田林市向陽台にあり、建て替え工事が進んでいた「大阪府済生会　富田林病院」は、２０２０年(令和２年)１１月４日(水)から新病院での診療がスタートします。写真は２０２０年１０月中旬撮影。

大阪府済生会　富田林病院

済生会富田林病院は、富田林西部の金剛東地区(金剛東ニュータウン)にある公設民営型民間病院で、正式名は「社会福祉法人恩賜財団　大阪府済生会富田林病院」というそうです(開設者は社会福祉法人恩賜財団　済生会支部大阪府済生会)。

診療科目は内科・循環器内科・消化器内科・腎臓内科・外科・整形外科・小児科・眼科・泌尿器科・皮膚科・耳鼻咽喉科・形成外科・産婦人科・脳神経外科・放射線科・麻酔科・リハビリテーション科・病理診断科の全１８科となっています。

富田林病院は１９７７年(昭和５２年)１０月に、富田林市と大阪府が共同で建設を行い、大阪府済生会が運営を行う「公設民営」の総合病院として開院し、南河内地域の中核病院として機能してきました。

市報１１月号表紙

開院から４０年が経過した２０１８年(平成３０年)に病院の開設者を富田林市から済生会に変更し「大阪府済生会富田林病院」となりましたが、建物が手狭となり耐震性の問題などもあることから、市と済生会が共同で取り組む建替えプロジェクトがスタートしました。

北側の駐車場

新病院の病院本棟は地上6階、地下1階。病床数は２６０床で、「地域の安心・安全を守る病院」、「利用者にやさしい病院」、「地域につながる病院」というコンセプトで時代にふさわしい新病院を目指す、とされています。

旧病院

新病院建設工事の起工式は２０１９年１月１１日(金)に執り行われ、第１期工事として敷地北側と東側の建物の解体が始まりました。ここに完成した新病院での診療が２０２０年１１月４日(水)に始まりますが、今後は２期工事として旧病院の解体と健診センター棟の建設、駐車場整備を含んだ外構工事が行われ、２０２１年(令和３年)秋ごろにグランドオープンする予定となっています。

グランドオープンは２０２１年秋

●大阪府済生会富田林病院　公式ホームページ　→https://www.tondabayashi.saiseikai.or.jp/