後の雛まつり
大阪府下唯一の重要伝統的建造物郡保存地区に指定され、江戸時代の風情を今に伝える美しい町並みが人気の富田林市寺内町(じないまち)では「じないまち四季物語」と題して様々なイベントが開催されてます。秋は「後(のち)の雛まつり」というイベントで、今年で13回目となります。近年は寺内町の知名度が上がり、そこで開催されるイベントの参加者も増えている印象です。第13回後の雛まつりのチラシ(表) |
「後の雛まつり」とは、江戸時代、関西を中心に重陽(ちょうよう)の節句の頃に行われた祭で、菊の花とお雛様を飾ったことから別名「菊雛」とも呼ばれる行事のことです。重陽の節句とは9月9日のことで、陽の数である奇数の極である9が2つ重なることから重陽と呼ばれ、たいへんめでたい日とされています。3月3日の桃、5月5日の菖蒲同様に、この日は菊の節句ともいわれ、菊花を飾ったり酒を飲んだりして祝ったそうです。
第13回後の雛まつりのチラシ(裏) |
ちなみに、今年2019年(令和元年)の旧暦9月9日は新暦10月7日(月)です。
日時
日時:2019年(令和元年)10月12日(土)
10:00~16:00
※雨天決行
場所:富田林寺内町界隈
2018年の後の雛まつりの様子 |
関連イベント
昨年は連携イベントとして「じないまち和楽(わらく)」なども開催されましたが、今年も以下のイベントが開催されるようです。
雛日和 |
「じないまちアート 雛日和」は「後の雛まつり」と同じ2019年10月12日(土)開催。
じないまち十三夜能 |
「じないまち十三夜能」は1日早い10月11日(金)に開催予定です。
●富田林市 魅力発信観光ポータルサイト 後の雛まつり →https://www.city.tondabayashi.lg.jp/site/kirameki/16016.html
●昨年の「後の雛まつり」情報はこちら →【イベント】じないまち四季物語2018「秋」第12回後の雛まつり・じないまち和楽
2018年の関連イベントの様子 |
アクセス
近鉄長野線「富田林」駅の南口を出て国道170号(旧道)を渡ってすぐのロータリー向かいには観光交流施設「きらめきファクトリー」があり、お土産コーナー、トイレなども完備。その他にも寺内町の中にはトイレや休憩所のある観光施設が数か所設置されています。寺内町内には駐車場がほとんどないので公共交通機関を利用するのがおすすめですが、車の場合は市役所近くの市営東駐車場、または富田林駅、富田林西口駅周辺のコインパーキング等をご利用ください。なお、当日はきらめきファクトリーの駐車場は利用できません。
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