一須賀のロッカー式直売所
農産物特売所といえば、地元で採れた新鮮な野菜を購入できる場所として日本全国でちょっと郊外に行くとよく見かけます。大阪の南河内エリアでも道の駅に併設された大規模な直売所などは人気で、休日は朝から大混雑の所もありますが、道端で気軽に購入できる無人の直売所もあちこちにあります。
そんな無人直売所の一つが、河南町の一須賀(いちすか)にあるこちらの直売所です(2021年(令和3年)4月下旬に訪問)。
一須賀のコインロッカー式直売所(河南町) |
こちらの特徴はなんといってもこの辺りでは珍しい(と思われる)コインロッカー方式の直売所という点で、利用したことが無くても前の道路を通行中に気になった人も多いのではないでしょうか。
設置場所は太子町にほど近い河南町の北部で、大阪芸術大学前より少し南にある住宅街「阪南ネオポリス」に上る坂の入口付近です。少し東には先日オープンした「ローソン 河南町一須賀店」などがあります(オープン前の様子はこちら)。
道路沿いにロッカー!? |
バスも通る道路沿いに面したこちらの直売所。シンプルな「やさい」の看板に惹かれて直売所に接近してみると、コインロッカー式販売機は右側に以前からある2台、左側に最近設置された1台があります。
右は最大36ヶ所に野菜が! |
右側の2台のロッカーには、(シーズンにもよりますが)普段前の道を何気なく通っている時はナスやトマト、キュウリなどといった色々な野菜が並んでいる、というイメージでしたが、訪問時はもう昼下がりということもあってかロッカーはほとんど空でした。
左は新しい販売機 |
そこで、最近設置された左側のロッカーを見てみると野菜ではなくポン菓子がずらりと並んでいました。
大浦ファームさんの案内 |
よく見てみると、こちらのポン菓子は同じ河南町内にある大浦ファームさんの商品でした。大浦ファームさんは野菜だけでなく、ポン菓子をはじめとした加工品の製造販売を行なっているそうで、商品は道の駅かなんなどでもよく見かける他、最近ではテレビでも紹介されていました。新河南町名物?のポン菓子には味が数種類あるようです。
米ポンキャラメル味 |
というわけで、今回は野菜ではなくポン菓子「大浦ファーム手作り 米ポン キャラメル味」(200円)を購入して美味しくいただきました。
今後、野菜以外にどんな商品が並ぶのかも楽しみな直売所です。
※その後、6月に入った頃からポン菓子は見当たらなくなり、左側の販売機にトマトなどが並んでいます。
アクセス
大阪芸術大学前を走る府道27号柏原駒ヶ谷千早赤阪線「一須賀」交差点から東へ約180m。金剛バスの「阪南一須賀」バス停からは50mほど東にあります。
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