令和元年のPL花火
今年も富田林の“アツい1日”、8月1日のPL花火の日が近づいて来ました。南河内の地元民でも楽しみにしている人、逆に当日は混雑を避けて家から出ない人、または遠くに出かける人など様々です。今年も木曜日と平日なので、土日開催の年に比べれば若干混雑も緩和されるかもしれませんが、何より今年はPL教団から気になる発表があったので、今後花火芸術のあり方が変わる転換点になる年かもしれません。
PL花火の見所やおすすめ鑑賞スポット、アクセスなどについては、早くもネット上に様々な情報が掲載されていますが、転がっている情報の中には古いものや適当なものも混じってたりするのでご注意ください。
教祖祭PL花火芸(富田林市) |
教祖祭PL花火芸術とは
一般的に「PL花火」などと呼ばれていますが、正式には「教祖祭PL花火芸術」といって富田林市に本部のあるPL(パーフェクトリバティー)教団の祭礼の一つで、初回は60年以上前の1953年(昭和28年)に開催されました。あくまで宗教行事で、それを部外者が「外から勝手に見ている」というイベント?ですが、日本有数の規模を誇る花火大会が見られるとあって毎年8月1日には富田林とその周辺は多くの人で混雑します。令和元年(2019年)6月28日の産経新聞によると、「主催するパーフェクトリバティー(PL)教団が今年から、メディアなどを通じた対外的な行事概要の公表をやめたこと」が報道され、その理由として「毎年数万人の見物客が押し寄せ、雑踏事故の危険性や渋滞による近隣住民への影響が大きいことなど」があげられ、「本来の教団内での祭典に立ち返る」としているそうです。
●産経新聞「大阪のPL花火、対外PRを中止」(無料記事) → https://www.sankei.com/column/news/190628/clm1906280001-n1.html
ちなみに、花火芸術公式ホームページは2017年(平成29年)で更新が止まっています。また、2018年(平成30年)の打ち上げ数は約10000発だったそうです。
日時と会場
日時:2019年(令和元年)8月1日(木)
20:00~20:40頃
会場:パーフェクト リバティー教団大本庁周辺(ゴルフ場)
(関係者以外は教団施設に入れません)
打ち上げ場所は、いわゆる「PLの丘」の光丘カントリー倶楽部(教団関連施設)内とのことですが、関係者以外は入れませんので外からの鑑賞になります。
8月1日の富田林駅前 |
交通規制
今年も例年同様、当日夕方頃から府道35号堺富田林線の「平尾」交差点から富田林中心部にかけて、また外環状線(国道170号線)の「緑ヶ丘」交差点から「富美ヶ丘南」交差点を中心に、喜志駅、富田林駅、富田林西口駅周辺で車両通行禁止になる区間が多数あります。準備が進むPL病院前 |
また、府道32号美原太子線、国道170号線(旧道)、国道309号線に囲まれた地域は終日駐車禁止になります。このエリア内のコインパーキングは早々に満車になるところが多く、スーパーや店舗の駐車場も早めに閉鎖されたり特別料金になるところもあるので要注意です。
2019年(令和元年)の交通規制 |
周辺の当日の道路規制については、警察によるこちらの2019年(令和元年)版「PL半日芸術会場付近交通規制図」をご確認ください。
聖丘カントリー倶楽部付近のフェンス |
毎年、車両の通行が禁止され、徒歩での見物客で賑わう府道35号のPL病院からゴルフ場付近では、老朽化していた北側のネットフェンスも目隠しタイプのものに更新されていますが、フェンスから少し離れれば花火は見えそうです。
それでも花火終了後は観客が一気に駅に殺到しますので、なかなか電車にたどり着かないことも多いので、花火開始前「富田林」駅に降り立ったら帰りの段取りを確認しておいてください。
●2019年 近鉄電車特別ダイヤのご案内 →https://www.kintetsu.co.jp/railway/Dia/dia_pl_20190801.html
多くの人は阿部野橋行きに乗るので、花火終了直後の電車はすし詰め状態となっており、次の「喜志」駅では乗れない可能性もあります。また「富田林」駅の一つ前の「富田林西口」駅は「富田林」駅から歩いてすぐなのですが、単線の小さな駅なのでこちらも混雑するようです。
大阪市内方面に帰るには一旦河内長野方面に向かうか、「金剛」駅や「大阪狭山市」駅などから南海高野線を利用することを考えた方が良いかもしれません。
●2018年 南海電車 臨時列車のお知らせ →http://www.nankai.co.jp/traffic/info/20190801.html
また、富田林周辺の路線バスも当日午後は運休などが多いので要確認です。
●近鉄バス PL花火芸術開催に伴う一部運休および運行時刻の変更について →https://www.kintetsu-bus.co.jp/sys/dat/pdf/to_img0_20190724082922.pdf
●南海バス PL花火芸術開催に伴う一部路線の運行方法の変更について →http://www.nankaibus.jp/future/2019PL.html
周辺の店舗や有料スポットなど
毎年のことながら、周辺のスーパーなど各店舗などは営業時間を変更しているところが多いです。また、駐車場を早めに閉鎖したり、特別料金で観覧出来るようにしているところもありますのでご注意ください。延羽の湯 本店羽曳野(羽曳野市) |
有料の観覧場所として、今年も大阪狭山市のスパヒルズ、羽曳野市の延羽の湯本店羽曳野などがチケット販売を開始している一方、富田林市のエコール・ロゼでは今年は販売しないようです。また、少し山側の河南町にあるワールド牧場でもナイター営業が実施されるようです。
●スパヒルズ ホームページ →http://spa-hills.com/index.html
●延羽の湯本店羽曳野 PL花火プレミアムチケット → http://www.nobuta123.co.jp/news/nobehahabikino/2019/07/15/3962/
●ワールド牧場 PLの花火 穴場スポット →http://www.worldranch.co.jp/contents/pl-fireworks.html
コノミヤ富田林店(富田林市)→18時に変更? |
8月1日は、特に交通規制エリア内のお店は夕方前に閉店してしまうところも多いので注意が必要です。
活魚回転すしバリュー(堺市美原区) |
また、周辺の飲食店では8月1日にお持ち帰り用の特別企画をしているお店もあるので、お得なメニューが見つかるかもしれません。
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