石川さくら堤
毎年桜の季節になると、各地にある名所と呼ばれる所はどこも大賑わいですが、南河内にも桜の綺麗な場所はいくつもあって休日などには多くの人が訪れています。そんな南河内でも有数の規模を誇る桜並木が富田林市の石川沿いにある「石川さくら堤」です。石川さくら堤(左は金剛山) |
石川さくら堤は、富田林市内を流れる石川西岸の堤防で全長は約1.5kmあり、堤の上には舗装されたサイクリングロード、通称「南河内サイクルライン」が通っています。
この南河内サイクルラインは正式名称を「大阪府道802号八尾河内長野自転車道線」といい、大阪府八尾市から河内長野市に至る、自転車・歩行者専用の一般府道となっています。
サイクルラインと桜並木 |
桜並木は、北は府道32号美原太子線の喜志大橋付近から、南は細い新北橋付近まで続いていて、桜のシーズンには散歩やサイクリングの人だけでなく、お弁当を食べたり宴会を開いている人もいます。
青空と桜 |
石川さくら堤の桜は主にソメイヨシノということで、毎年3月下旬から4月上旬頃にかけて満開を迎えます。
喜志大橋から |
桜並木のサクラだけでなく、長閑な河川敷や金剛葛城、そして二上山といった山々まで見渡せる雄大な景色も美しいです。
企業団地から見た桜並木 |
石川さくら堤の西側はいわゆる企業団地ですが、こちらの堤防沿いの車道からも桜並木とその下のユキヤナギのコントラストを楽しむこともできます。ただし運転手の方はわき見運転に注意が必要です。
ソメイヨシノとユキヤナギ(2018年) |
駐車場は後述の仮設駐車場が土日祝日のみオープンします。周辺の企業団地内は駐車禁止となっていて、パトカーもよく巡回していますのでご注意ください。
喜志大橋付近の出店(2018年) |
河川敷には所々にトイレが設置されている他、花見シーズンの土日などは屋台が出ていたこともあります。
アクセス
近鉄長野線「喜志」駅からは府道32号などで東に約1kmの河南橋か、その少し南の喜志大橋付近から桜が楽しめます。「富田林」駅から行く場合は一旦南東の金剛大橋まで行ってから川沿いに新北橋まで北上した方がわかりやすいです。この場合は約1.5kmほどになります。さくら堤仮設駐車場入口 |
車で行く場合は、土日祝日なら「さくら堤仮設駐車場」を利用出来ます。こちらへは、北の喜志大橋西詰の交差点から南へ約850m、金剛大橋西詰交差点からは北へ約1.5kmで駐車場への入口があります。
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