2018年(平成30年)の叡福寺大乗会式2日目

叡福寺大乗会式

2018年4月12日(木)訪問
先日当ブログでもお知らせした太子町の叡福寺で行われる叡福寺大乗会式(えいふくじだいじょうえしき)は、聖徳太子の命日にちなんで毎年4月11日と12日の二日間にわたって執り行われる法要です。

叡福寺大乗会式(2018)
2018年(平成30年)叡福寺大乗会式当日の南大門



今年の叡福寺大乗会式の日程は、
4月11日(水)
11:00より
金堂法要・聖霊殿御法楽・太子御廟参拝・献華・詠歌奉納

4月12日(木)
11:00より
聖霊殿にて献茶の義
14:00より
境内にて柴燈大護摩供・もちくばり

となっていて、私としてはお参りに行けそうになかったのですが、12日の昼から時間が出来たので叡福寺に行ってみました。

叡福寺大乗会式(2018)
儀式中の金堂前

天気は暑くも寒くもありませんでしたがあいにくの曇り空。しかも平日ということで参拝客も少ないのかも...と思いましたが、駐車場はどこも満車でなかなか入れず、境内は思ったより多くの人で賑わっていました。

叡福寺大乗会式(2018)
柴燈大護摩供

山門をくぐると、14:00から始まった柴燈大護摩供(さいとうおおごまく)の途中でした。金堂の前では多くの僧侶や山伏の方々が儀式を執り行っていて、その周りで参拝者が見守っていました。

叡福寺大乗会式(2018)
境内には露店も

叡福寺大乗会式の二日間は、聖霊殿、金堂などが開扉され、ご本尊像などが公開されます。また、境内で通常毎月第3日曜日に開かれる「たいし聖徳市」が協力開催されるので、いくつかの露天が出たり、太子町観光ボランティアガイド「太子街人の会」の方々による叡福寺の無料ガイドがありました。

叡福寺大乗会式(2018)
おもちくばり待機列

柴燈大護摩供が終わると、参拝者が続々と聖徳太子御廟所の下、聖霊殿の前の方に移動して並びはじめたので、何事かと思ったらこの後の「おもちくばり」に並ぶためでした。前後に並んでいたベテラン参拝者(笑)の方々が話されているのを聞いていると、昔は「餅撒き」だったのが安全を考えて配るようになったとか...未確認ですが。

叡福寺大乗会式(2018)
たいしくん登場!

「おもちくばり」までの待ち時間が15分を超えた頃に太子町の公式マスコット「たいしくん」が登場!お子様にも大人気!!

叡福寺大乗会式(2018)
おもちくばり

そして住職の有難いお話の後、「おもちくばり」が始まりました。叡福寺から数百メートル西にある好月堂さんのお餅で、聖徳太子と太子のお母さん、奥さんにお供えされていたものです。
一度に3つ頂けましたが、慣れた参拝者の方々は3回くらい列に並びなおしてゲットしていました(笑)。

叡福寺大乗会式(2018)
3色のお餅

住職のお話によると、このお餅は3色あり、確か赤は富を、青(緑)は平和を、白は高貴な心を得られるように祈りを込められている、ということでした。
来年は大乗会式の1日目にもお参りできることを祈りつつ、美味しくいただきました。

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