富田林の夏は花火
気が付けば7月も半分が過ぎて毎年恒例の“あの日”まで10日余りとなりました。そう、一年で最も富田林が“アツく燃える”8月1日。PL花火の日がもうすぐそこまで来ています。今年は火曜日と平日なので少しは混雑も緩和されるかもしれませんが、それでも大混雑に変わりはなさそうです。予定時刻は20:00~20:40頃です。
一般的に「PL花火」などと呼ばれていますが、正式には「教祖祭PL花火芸術」といって富田林市に本部のあるPL(パーフェクトリバティー)教団の祭礼の一つで、初回は60年以上前の1953年(昭和28年)に開催されました。あくまで宗教行事ですが、日本有数の規模を誇る花火大会が見られるとあって毎年8月1日には富田林とその周辺は多くの人で混雑します。
大平和祈念塔。この左手の方で花火が打ち上げられます。 |
今年もすでに市内各地で交通規制案内看板や仮設トイレの設置など花火大会に向けた準備が進められています。
PLのゴルフ場周辺にはすでに仮設トイレが |
規制情報等(初心者向け)
教祖祭PL花火大会の見所やおすすめ鑑賞スポット、アクセスについてはテレビや雑誌などで取り上げられているのでそちらを見ていただくとして(笑)、ネット上に転がっている情報の中には古いものも混じってたりするのでご注意ください。
今年も当日夕方頃から府道35号堺富田林線の平尾から富田林中心部にかけて、また外環状線(国道170号線)の緑ヶ丘から富美ヶ丘南を中心に、喜志駅、富田林駅、富田林西口駅周辺で車両通行禁止になる区間が多数あります。
府道32号美原太子線、国道170号線(旧道)、国道309号線に囲まれた地域は終日駐車禁止になります。このエリア内のコインパーキングは早々に満車になるところが多く、スーパーや店舗の駐車場も早めに閉鎖されたり特別料金になるところもあるので要注意です。
周辺の当日の道路規制についてはこちらの2017年版をご確認ください。
●PL花火芸術会場付近交通規制図→http://www.kohkyu.co.jp/hanabi/traffic.html
富田林駅北口のこの辺りは臨時改札に |
鉄道ではやはり間近で鑑賞できる近鉄長野線富田林駅が毎年大混雑です。特に花火終了後は一気に駅に殺到します。当日は午後から特別ダイヤで列車は増発され、臨時改札も設置されていますがなかなか電車にたどり着かないことも多いので、花火開始前富田林駅に降りたら帰りの段取りを確認しておいてください。
多くの人は阿部野橋行きに乗るので、花火終了直後はすし詰め状態で次の喜志駅では乗れない可能性もあります。また富田林駅の一つ前の富田林西口駅は富田林駅から歩いてすぐなのですが、単線の小さな駅なのでこちらも混雑するようです。大阪市内方面に帰るには一旦河内長野方面に向かうか、金剛駅や大阪狭山市駅などから南海高野線を利用することを考えた方が良いかもしれません。
ちなみに、周辺の路線バスも当日午後は運休などが多いので要確認です。
当然ながら周辺の各店舗などは営業時間を変更しているところが多いです。また、駐車場を早めに閉鎖したり、特別料金で観覧出来るようにしているところもありますのでご注意ください。
また、今年も打ち上げ会場に近いローンパーク、光丘CCクラブハウス、料亭あき跡地の有料観覧会場の営業はありません。
●教祖祭PL花火芸術重要なお知らせ→http://www.kohkyu.co.jp/hanabi/hanabi.html
日本有数の花火大会の迫力とお祭り気分を味わうならやはり近鉄富田林駅周辺やPLのゴルフ場周辺で、大混雑を避けるなら南海沿線や石川周辺、山といった少し離れたところから見て楽しみましょう。
コメント
コメントを投稿