ヨーグルトといえばブルガリア
ヨーグルトを日常的に食べている人も多いと思いますが、日本でヨーグルトと言ってまず思い浮かぶブランドと言えば、やはり昔からCMなどでも印象に残っている明治(旧・明治乳業)の「ブルガリアヨーグルト」ではないでしょうか。
実際、「明治ブルガリアヨーグルト」は日本初のプレーンヨーグルトとして今現在も国内トップブランドとして君臨しています。明治ブルガリアヨーグルトのプレミアムタイプ |
「明治ブルガリアヨーグルト」の歴史は1970年(昭和45年)の大阪万博で、当時の明治乳業のスタッフがブルガリア館で本場のプレーンヨーグルトを食べて感銘を受けたことから開発が始まったそうです。
「本場の味」を再現するため、持ち帰ったサンプルを研究し、何度もヨーロッパに足を運ぶなどして試作を繰り返した結果、翌1971年(昭和46年)には日本で始めてゼリー加工をしていないプレーンヨーグルト「明治プレーンヨーグルト」として発売することが出来ました。
製造にはブルガリアから輸入された乳酸菌を使用していますが、この乳酸菌株をブルガリア国外に持ち出すにはブルガリア政府の許可が必要で、その交渉の際に「ブルガリア」の国名を商品名に使う許可も正式に得ました。
1996年(平成8年)には「明治ブルガリアヨーグルトLB81(LB81は乳酸菌の組み合わせを表す)」は「おなかの調子を整える」などの効果を得らるとして厚生省(現・厚生労働省)より特定保健用食品の表示認可を受けました。現在「明治ブルガリアヨーグルト」には様々なバリエーションがありますが、特定保健用食品に認定されている商品にはマークがついています。
なめらかリッチと贅沢クリーミー
近年、カスピ海ヨーグルトやギリシャヨーグルトなど、従来よりも高級路線を打ち出した商品が登場し、ヨーグルト市場はより厳しさを増しているようです。
プレーンをはじめ、各種フルーツ味や脂肪0、カルシウム強化など様々な「明治ブルガリアヨーグルト」が店頭に並んでいますが、2016年4月5日に発売された「なめらかリッチ」と「贅沢クリーミー」はこれまでよりも贅沢な味わいに仕上げたプレミアムヨーグルトとして売り出されました。
なめらかリッチは蜂蜜のほのかな甘み |
「明治ブルガリアヨーグルトLB81なめらかリッチ」はしっかりとしたコクのあるヨーグルトに厳選したブルガリア産はちみつを使用したリッチな味わいです。ほのかな蜂蜜のやさしい甘みでそのまま美味しくいただけます。
贅沢クリーミーはジャムなどで味付けも。 |
「明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーン贅沢クリーミー生乳100」はその名の通り生乳を100%しています。明治独自の製法により通常のプレーンタイプが乳脂肪分3.0%のところを3.5%にアップするなどより贅沢でクリーミーな味わいに仕立てられているので、プレーンで食べたい方や好みの味付けをしたい方にはこちらが良いかと思われます。
内ぶたのヨーグルト豆知識 |
明治ブルガリアヨーグルトレシピBOOK
コメント
コメントを投稿