ポテトチップス危機到来!?
先週ぐらいからスーパーやコンビニの売場からポテトチップスが消える!?と言う噂がネットを中心にまことしやかに囁かれ、実際に売場の陳列棚はガラガラになったとか、特定の商品が買い占められ高値で転売されているなどの情報が飛び交っているようですが、実際のところはどうなのか。改めて調べてみました。
ポテチ最大手カルビーと言えばこれ。 |
事の発端は4月10日にポテチ業界最大手のカルビーが、22日から定番商品の「うすしお」や「コンソメパンチ」のビッグサイズや「堅あげポテト」など15商品の販売を一時休止すると発表したことに始まります。他にも地域限定フレーバーなど18商品は15日より販売終了と言うことです。特に「ピザポテト」シリーズは予定より早く12日より休止と言うことで真っ先に品薄になったようです。
一方の湖池屋はすでに3月末に「リッチコンソメ」など7品目の販売を終了し9品目を販売休止していたので、日本の大手ポテチメーカーの商品が消えるとの危機感があおられる様になりました。これらの状況の原因は昨年北海道を襲った台風による水害で原料のジャガイモがかつて無い不作になったことで、メーカーとしては今後九州産など他の地域の国産ジャガイモに原料変更することも検討しているようです。このような日本のポテチの現況は“Potato-Chip Crisis”などと海外のニュースにもなっています。
コイケヤのプライドをかけたフライドポテト
しかし、ネットで騒がれている有名なポテチブランドやシリーズ以外には今まで通りに販売されているものもありますし、新商品も出たりしています。そんな中で今回は湖池屋が2月6日に発売した「KOIKEYA PRIDE POTATO」3種類の中からもっともシンプルと思われる「秘伝濃厚のり塩」を。ま、食べたのは3月なんですが(笑)ちなみに、あとの2種類は「松茸香る極みだし塩」「魅惑の炙り和牛」です。
このプライドポテトシリーズは、1962年(昭和37年)に日本で始めて本格的にポテトチップスを量産化した湖池屋がプライドをかけて開発をした商品で、100%日本産じゃがいもを使用し皮の剥き方から洗い方、揚げ方、厚さ、油の種類、仕上げにまでこだわった軽やかなのに味わい深い、「これぞ日本のポテトチップス」を目指した商品となっています。
和のテイストを感じるパッケージ。 |
「秘伝濃厚のり塩」は100%国産の青のりを使い、焼塩、藻塩、平釜炊きの3種の塩と細挽き、粗挽き、焙煎の3種の唐辛子をブレンドし元祖のり塩の伝統を引き継いだポテトチップスとなっています。
湖池屋ポテトチップスのり塩より若干厚みがありパリパリ感よりいもの味わいと塩、青のり、唐辛子との絶妙なバランスを重視した印象でした。
裏面にこだわりの内容が。 |
「KOIKEYA PRIDE POTATO」シリーズの容量はレギュラーシリーズとほぼ同じですがやはり40円位高い価格となっているようです。CMでの歌うま女子高生による強烈なインパクトで話題のこの商品。販売はまずコンビニからで1週間後にスーパーなどに拡大、しかし和牛味、松茸味と立て続けに売れすぎて一時販売休止になるなど注目度の高いデビューとなりました。
コイケヤ プライドポテト「秘伝濃厚のり塩」 |
湖池屋プライドポテト秘伝濃厚のり塩(63g)
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