ある時~ない時~
今や空港や駅で買えること、またテレビやネットなどで紹介されることですっかり大阪名物の一つとなった感のある豚まんですが、やはり有名なのは「蓬莱」の豚まんです。全国的には「肉まん」かと思いますが、関西で「肉」と言えば基本的に牛肉を指すので「豚まん」になったそうです。
大阪の田舎エリアに住んでいても都会に出ると(南河内の近鉄沿線住民の都会はだいたい天王寺・阿倍野)お土産によく買います。なので帰りの電車の車内ではよく「豚まんの匂いがする!」ネタの状況になります。CMの通り?ある時はすぐ分かります(笑)
二つある“大阪名物・蓬莱の豚まん” |
で、今回もあべのハルカスの地下(近鉄百貨店のあべのハルカス近鉄本店内)で購入してお持ち帰り(天王寺・阿倍野エリアではJR天王寺駅の改札外にも店があります)。家で軽く温めなおし、久々の蓬莱の豚まんを美味しくいただきました。
「551」と「本館」
「蓬莱の豚まんなら普通にスーパーで買えるのに…」と言われると確かにそうなんですが、そうでもないんです。大阪以外でも知ってる人は知っていると思いますが、直営店で実演販売してる豚まんとスーパーに並んでる豚まんは、味とかレシピ以前に作っている会社が違います。
前述の「ある時~ない時~」のCMで有名な「551蓬莱(ごーごーいちほうらい)」は株式会社蓬莱で、スーパーでも買える豚まんを製造している方が「蓬莱本館(ほうらいほんかん)」の株式会社蓬莱本館です。
この2社はもともとは同じルーツを持っています。1945年(昭和20年)に大阪難波で創業した「蓬莱食堂」がルーツで1964年(昭和39年)に、株式会社蓬莱、株式会社蓬莱本館、株式会社蓬莱別館の3社に別れました。現在、豚まんを製造しているのは蓬莱と蓬莱本館です。
ちなみに、株式会社蓬莱の「551」の由来は創業者が吸っていたタバコの銘柄が「555」だったことからひらめき、創業時の電話番号の「64-551」から「ここが一番をめざそう」という語呂あわせで決まったそうです。
551蓬莱の豚まん |
主な違い、見分け方としては、551蓬莱の方は直営の各店舗において手作り出来立て商品の実演販売(一部空港などではチルド品)を行っていて、冷凍豚まんはありません。通信販売は本社オンラインストア。ロゴは「551 HORAI」や「551 蓬莱」となっています。4店舗の中華レストランも展開中。
蓬莱本館の豚まん |
一方の蓬莱本館はスーパーや生協、また駅の売店などへの冷蔵・冷凍商品の卸売りが主力で入手可能なエリアも広いです。通信販売は本社オンラインストア以外に楽天市場やヤフーショッピングでも購入可能。こちらのパッケージのロゴは「蓬莱 本館」となっています。難波にある中華レストランでは出来立てあつあつの豚まんを食べるだけでなく製造体験も出来るようです(要予約)。
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