藤井寺市のフタ
今回は街歩きの途中で見つけたマンホールをはじめとした道路上の“フタ”写真を集めてみました。撮影はほぼ2019年(令和元年)7月。第1回目は大阪府藤井寺市の市内で見つけた蓋たちです。「マンホールの蓋愛好家」の方も多いようで、ファンによるサイトやブログも色々あるようですが、こちらは素人なので詳しい解説など出来ませんのであしからず(笑)。
ちなみに、「manhole」は、人を意味する「man」と穴を意味する「hole」を組み合わせた語で、地下にある下水道や暗渠、電気・通信ケーブルなどの管理をするために作業員が地上から出入り出来るように地面にあけられた縦孔のことだそうです。で、「マンホール」自体は蓋の有無を問わないので、今回コレクションしているのは開口部に人が誤って落ちたりしないように付けられた“蓋”の写真ということになります。なお、主に電気・通信に関するものでは、人が入れるような大型のものをマンホール、小さいものをハンドホールと呼んで区別しているそうです。
近年では「ご当地マンホール」や「デザインマンホール」と呼ばれる全国各地に存在する、各地域独特の意匠を取り入れたマンホールの蓋が話題となり、2016年(平成28年)からは「ご当地マンホールカード」が作成・配布され、各地方のアピールに一役買っています。特に下水道関連のマンホールには多種多様なデザインのものが見られ、色付きのものは「カラーマンホール」とも呼ばれているそうです。
藤井寺市マンホールカード |
まずは、藤井寺市のマンホールカード。配布場所は藤井寺市役所2階の下水道総務課窓口、藤井寺市立生涯学習センター(アイセルシュラホール)1階受付となっています。
※マンホールカードの配布については、新型コロナウイルスの影響により2020年(令和2年)4月8日から一時的に停止しています。
カードと同じ蓋 |
マンホールカードの写真の蓋は、中心に市章を、その周囲に市の木である「梅」を配置し、更にその外側に市内に点在している「古墳(前方後円墳)」を配置したデザインとのことです。藤井寺市の市章も前方後円墳をモチーフにしているので、世界文化遺産になった百舌鳥・古市古墳群のある同市らしいデザインといえます。
六角形と三角形 |
様々な六角形 |
波型? |
この辺りは一般的なマンホールの蓋といった感じで、だいたい中心に市章が入っています。
消火栓 |
ノリノリで消火しているデザインの消火栓の蓋も古墳だらけ!
防火水そう |
防火水槽の四角い蓋もありました。
仕切弁100 |
仕切弁50 |
仕切弁 |
人が入れない小さな仕切弁の蓋も様々な種類がありました。
「汚水」「200」の小さな蓋も前方後円墳リスペクト。
止水栓計量器 |
「止水栓計量器」の四角い蓋も中央上部に市のマークが。
番外編
わずかながら、藤井寺市内にありながら藤井寺市以外の蓋もありました。大阪府水道あんしん給水栓 |
「大阪府水道」「あんしん給水栓」とあるこちらのマンホールの蓋は、大阪広域水道企業団のものでしょうか。地震などの災害時の給水拠点や応急給水箇所に関係していると思われます。
GOTEMBA CITYの仕切弁蓋 |
最後のこちらは何故か静岡県御殿場市の、しかもカラーの仕切弁小型蓋で、同デザインのものが実際に御殿場市で使用されているようです。藤井寺市某所にて発見。
藤井寺市内に限っても、探せばまだまだ色々な種類のマンホールの蓋が発見されそうです。
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