富田林寺内町燈路
大阪府内で唯一の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、歴史ある美しい街並みが残る富田林市の寺内町では、すっかり夏の恒例イベントとなった「じないまち四季物語 富田林寺内町燈路」が今年も開催されました。富田林寺内町燈路は、寺内町およびその周辺にひろがる昔ながらの風情ある街並みを、多数の行灯(燈篭)によって幻想的な雰囲気で包み込むイベントで、今年で16回目を迎えました。
●2019年(令和元年)の寺内町燈路の案内記事はこちら →【イベント】じないまち四季物語2019「夏」 第16回富田林寺内町燈路
2019年(令和元年) 寺内町燈路(富田林市) |
今年は、そんな寺内町燈路の様子を久しぶりに見てきたのでスマホで撮った写真と簡単なレポートを残しておきます。昨年も寺内町燈路の案内記事を書きつつ行けなかったので3、4年ぶりに体験してきました。
「じないまち四季物語2019「夏」 第16回富田林寺内町燈路」の開催日時は2019年(令和元年)8月24日(土)の17:00~21:00で、この内燈路点灯は18:30~21:00となっていました。
観光交流施設きらめきファクトリー |
当日は朝からスッキリしない天気で小雨がパラつく時間もありましたが、夜にはなんとか持ち直しました。
現地に到着したのが19時過ぎで、現在、寺内町観光の入口となっている富田林駅向かいにある観光交流施設「きらめきファクトリー」横の本町通りに向かうと、既に露店が出るなどして大賑わいの様子。
奇跡的に人が消えた?富田林中央商店街 |
そこで、一本東の富田林中央商店街の通りから寺内町に向かうことに。こちらも寺内町に向かう道の両側に燈篭が並んでいて、パチンコ店の少し奥にあるたこ焼きの屋台で人だかりが出来ていましたが、そこからは少し人影が少ない区間がありました。
お洒落な屋台 |
今年はそれほど人出も多くなく、落ち着いた雰囲気の寺内町燈路かと思いきや、「じないまち交流館」の交差点付近に多くの人が集まっているのが見えました。
交流館隣の広場 |
そしてじないまち交流館隣のみんなの広場には多くの屋台が出て富田林寺内町とは思えない人だかりとなっていました。
じないまち交流館入口 |
じないまち交流館前でも色々と販売されていましたが、ゆかた貸出しや着付けの案内もありました。
交流館での燈篭の展示 |
トイレや休憩所のあるじないまち交流館の中も多くの人で賑わっていました。そして、奥の展示スペースには手描きの燈篭が沢山飾られていました。
折り紙?を使った燈篭 |
そういえば、通りに並べられた燈篭をよく見ると共通の文言が書かれた面と、個人が思い思いに描いた(作った)と思われる面があって、一つ一つ個性のある燈篭になっていました。
和風な絵柄の燈篭 |
中には、自分たちが書いた燈篭を探しているようなお子様の集団も。
城之門筋 |
そして、富田林寺内町の中でも一二を争う伝統的和風ストリート?城之門筋は、やはりこれぞ寺内町といった風情で、こちらも大人気でした。
LAiD BACK 城之門筋店さん |
この日は寺内町の中のお店も夜まで営業されているところが多かったようで、なかなか盛況の様でした。
興正寺別院 |
そして城之門筋を南へ下り東高野街道を越えると、寺内町の中心といえるお寺、興正寺別院があり、この日のイベントに合わせて境内に多数の燈篭を並べて幻想的な雰囲気に。
妙慶寺 |
興正寺別院向かいの妙慶寺周辺でも燈篭の列が見事に通りを照らしていました。
本町公園の行灯 |
また、きらめきファクトリーの少し南にある本町公園でも多くの燈篭が飾られていて、多くの人々を楽しませていました。
イベントで賑わう本町公園 |
この本町公園や交流館隣の広場などは、寺内町でイベントが開催されるときは何かしら行われていて、いつも賑わっている印象です。
この他にも、寺内町の中でも有名な建物や通りには多くの燈篭が並べられていたので、インスタ映えポイントも多かったようです。大きなカメラを持った人も多く見かけました。
きらめきファクトリーの燈篭 |
実際はもっとたくさんの写真を撮りましたが今年はこのへんで。寺内町燈路としては3、4年ぶりでしたが、お客さんがかなり増えたように感じました...特に浴衣の!そして飲食店をはじめとしたお店も寺内町以外からの出店も合わせてかなり充実してきたように感じました。
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